新型コロナウイルス感染症について（11月9日更新）

公開日 2020年03月11日

更新日 2020年11月10日

１．新型コロナウイルス感染症とは

ウイルス性の風邪の一種です。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと（1週間前後）が多く、強いだるさ（倦怠感）を訴える方が多いことが特徴です。

感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日（多くは5～6日）といわれています。

新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染によりうつるといわれています。

重症化すると肺炎になり、死亡例も確認されているので注意しましょう。

特に高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすい可能性が考えられます。

　飛沫感染　　　　　

感染者の飛沫（くしゃみ、咳、つばなど）と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。

　接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触れるとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触れると粘膜から感染します。

２．相談・受診の前に心がけていただきたいことについて

●毎日、体温を測定して記録をつけておきましょう。

●発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控えましょう。

●基礎疾患のある方で症状に変化のある方、新型コロナウイルス以外の病気が心配な方は、かかりつけ医等に電話でご相談ください。

３．感染が疑われる場合の相談・受診の目安について（11月9日から相談・受診の方法が変わります）

●少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、身近な「かかりつけ医」に電話相談し、受診や検査の指示を受けるようにしてください。

（これらに該当しない場合の相談も可能です。）

☆息苦しさ（呼吸困難）、強いだるさ（倦怠感）、高熱の強い症状のいずれかがある場合

☆重症化しやすい方（※）で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合

（※）高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患（COPD等）等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方

☆上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い症状が続く場合

（症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。）

●妊婦の方へ

　妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めにかかりつけ産婦人科医療機関に電話などでご相談ください。

●お子様をお持ちの方へ

　小児については、小児科医による診察が望ましく、かかりつけ小児科医療機関に電話などでご相談ください。

●「かかりつけ医」がなく、相談できる医療機関もない場合は、各保健所に設置している「受診・相談センター」に電話などでご相談ください。

　受診・相談センター（徳島保健所）　連絡先　☎　088-602-8950　FAX　088-652-9334

４．相談後、医療機関にかかるときのお願い

　医療機関を受診する際には、マスクを着用するほか、手洗いや咳エチケットの徹底を行い、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

５．新型コロナウイルスについての相談窓口

●厚生労働省の電話相談窓口　☎　0120-565653 （フリーダイヤル）　受付時間　午前9時～午後9時まで（土日・祝日も実施）

●徳島県の一般電話相談窓口　☎　0120-109-410（フリーダイヤル）　（夜間・休日も実施）

　※聴覚に障がいのある方など、電話でのご相談が難しい方は、FAXをご利用ください。

　　FAX番号　088-621-2841　　受付時間　8：30～17：00　（土日・祝日を除く）

６．新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA）の活用について

厚生労働省で開発された新型コロナウイルス確認アプリ（COCOA：COVID‐19　Contact Confirming Application）は、新型コロナウイルス感染症の感染者と接触した可能性について、通知を受け取ることができる、スマートフォンのアプリです。自分をまもり、大切な人をまもり、地域と社会をまもるために、接触確認アプリをご活用ください。

新型コロナウイルス接触確認アプリ（COCOA）リーフレット（出典：厚生労働省ホームページ）