佐那河内村立公民館だより~公民館運営委員研修を開催しました~

公開日 2026年01月20日

 令和8年1月18日(日)、文化教養や地域防災力の向上をテーマとした、公民館運営委員研修を開催しました。当日は運営委員、館長、分館長、事務局の計23名が参加し、兵庫県淡路市を訪問しました。

 

 

 まず始めに、文化や教養に親しみながら、これからの公民館活動をより豊かにする新しいアイデアを探しに、パルシェ香りの舘を訪ねました。ここでは、現地で生産されたハーブを用いたハーブ石けん作りを体験しました。香り豊かなハーブや精油に触れながら、石けんを一から自作する方法を学び、自然素材を生かした手工芸品作りの楽しさを知ることができました。この経験を元に、本村の自然素材を生かした物作り体験など、今後の公民館事業の企画立案を行っていきたいと思います。

 

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 続いて、北淡震災記念公園を訪ねました。阪神・淡路大震災を実際に経験された、記念公園職員の池本氏を講師とし、被災した日の体験や地域防災の教訓についてお話をお聞きしました。講話では、震災の揺れの様子、停電、通信途絶、倒壊家屋や大規模火災の現場を目の当たりにした体験が語られました。印象的だったのは、「近所同士の交流があり、誰がどこに住んでいるかに加え、各家の間取りまで分かっていたからこそ、救助が早く進んだ」というお話です。災害時には、日頃の人と人とのつながりが命を守る力になることを強調されていました。また「家具の固定」「水や懐中電灯、履物の備え」「家族での避難方法や連絡手段の確認」など、すぐに取り組める備えについても具体的な提案がありました。お話の中に「被害を減らすため、一人ひとりの備えが大切」という言葉があり、自分自身と地域の備えを見直す機会となりました。

 

 

 お話の後、震災で大きく変動した「野島断層」を当時の地形のまま保存している断層保存館を見学し、上下左右に動いた断層を目の当たりにして、地震のエネルギーの巨大さを実感しました。また、このように地形を大きく変えるほどの巨大地震がいつ、どこで発生しても不思議ではなく、私たち自身の目の前で発生する可能性もゼロではない、そういった場合でも自分の命を守らなければならない、という現実を、改めて認識しました。

 

 

 今回の研修で得た学びを今後の公民館活動に生かし、自助共助の視点で、防災意識の向上と具体的な備えを着実に進めていきます。

 

 

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