公開日 2025年01月22日
令和7年1月18日(土)、佐那河内村立公民館の1日研修を実施しました。この研修は、前回の大阪万博について学び、公民館活動に役立つ知見を得ると共に、令和7年4月13日に開幕するEXPO2025大阪・関西万博への期待と理解を深めることを目的として行われました。
研修内容
最初に訪れたEXPO'70パビリオンでは、1970年に開催された万博の歴史や意義について学びました。展示資料を通じて、当時の日本国内および世界中から集結した技術や文化の展示を振り返り、万博の開催が日本社会にもたらした影響を実感しました。また、館内で岡本太郎の「手の椅子」を鑑賞し、「手は世界と自分とを繋ぐ窓」というメッセージに触れることで、人の手で作られた芸術作品が持つ力について改めて考える機会となりました。次に訪問したニフレルでは、生き物とアートが融合した展示を楽しみました。ここでは自然と人間、そしてアートの関わりについて考える貴重な体験ができました。
研修の成果
研修を通じて、公民館活動においても芸術性や創造性を認め合うことの重要性を再認識しました。また、地域の魅力を発信していくアイデアについても、新たな視点を得ることができました。移動中や昼食時には、運営委員や役員同士が公民館の今後の活動について意見交換を行う様子が見られました。また参加者からは次のような感想がありました。
「過去の万博の意義を学ぶことで、次の万博に対する期待が高まった。」
「岡本太郎の作品を目の当たりにすることで、芸術が持つ力を理解できた。」
今後の展望
今回の研修で培った知見と交流を基に、公民館運営委員および役員の連携をさらに強化し、公民館活動を充実させていきたいと思います。