令和5年度第3回学術講演会を開催しました

公開日 2024年01月25日

令和6年1月21日(日)、村役場村民ホールで令和5年度第3回佐那河内村学術講演会を開催しました。

本年度最後の講演会では、徳島大学大学院准教授の西山賢一さんを講師にお招きし、「佐那河内村の地形・地質に基づく土砂災害危険個所の分布」をテーマにご講演いただきました。

 

その一部をご紹介します。
・村内の地形や地質の特徴から、村内全域の山地域は、急傾斜地崩壊・土石流・地すべりの3種の土砂災害に警戒が必要であり、園瀬川・嵯峨川沿いの低地は洪水災害や地震時の液状化災害にも注意が必要。
・インターネットで「徳島県水防・砂防情報マップ」と検索すると土砂災害リスクマップを見ることができる。自宅周辺や通勤通学通路、避難所、避難ルートが安全かどうか、あらかじめ確認しておくことが大切。
・過去の災害伝承も災害対策に重要。口伝で伝わっている災害伝承があれば、村役場まで知らせてほしい。


44人の参加者は熱心に聴き入り、多くの質問が飛び交いました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。


なお、講演会の内容については、次の資料で詳細をご覧いただけます。

2024.01.21_学術講演会資料[PDF:6.34MB]

 

本講演会は、阿波学会の後援をいただき実施しています。

本年度の講演会は全て終了しましたが、来年度も開催を予定しています。

開催前には広報等でお知らせしますので、ぜひご参加ください。

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