佐那河内保育所における不適切な保育について

公開日 2023年05月29日

更新日 2023年05月29日

 この度,令和3年度に佐那河内保育所において児童に対する不適切な保育を確認しました。

 令和4年12月から令和5年4月にかけ,佐那河内村役場や徳島県に「匿名の情報提供」が複数回あったことを受け,村において事実確認を行ったところ,入所児童に対する不適切な保育と認められる3件の事案を,事実として確認しております。

 不適切保育の内容は,
事案1 紙オムツの2枚履きをさせた
事案2 お盆やポケット付きエプロンにこぼした牛乳を飲ませた
事案3 他児童の鼻水を触らせた
の3件です。 

 3件の行為があった時期はいずれも令和3年度であり,
事案1については,令和4年1月上旬から3月上旬までの間で、1名の児童に対し約30回程度
事案2については,令和3年5月上旬から7月下旬までの間で、1名の児童に対し約5~6回程度
事案3については,令和3年7月頃に、1名の児童に対し1回
行われたことを確認いたしました。

 また,令和4年度中の行為についても「不適切な保育」,「パワーハラスメント」の情報提供がありましたが,こちらについては事実確認の結果,「不適切な保育」,「パワーハラスメント」とまではいえないものと判断しました。

 行為の対象となった児童は2名であり,その後の体調について確認を行いましたが,これらの行為が原因となる被害は確認されておりません。

 本件について,自分がその行為者であると申告した保育士は2名であり,事実確認後直ちに保育士本人と,保育所長及び村職員により,対象となった児童とその保護者に対し,事案の説明と謝罪を行い,ご理解をいただくとともに,子どもたちが幸せに過ごせる保育所にしてもらいたい旨のご要望をいただいたところです。

 また,5月28日に保育所の緊急保護者説明会を開催し,私からの謝罪と,これまでの経緯に加え,今後の再発防止策などをご説明いたしました。

 今回の事案の原因といたしましては,保育士の不適切保育に対する認識不足,職員間で注意喚起できなかった職場環境,保育所内で報告・連絡・相談の体制が十分に機能していなかったことなどが挙げられます。

 本来、子どもたちの安全を最優先に考えるべき保育所において,このような事案が発生したことを村として大変重く受け止めており,「不適切な保育」を未然に防ぐことができなかった「保育所全体の問題」として真摯に向き合い,再発防止策として,保育に対する認識を高める職場研修の実施,職員間の情報共有を行う会議の頻度や内容の改善,不適切な保育に関する相談窓口の周知を行うなど,対策を徹底することといたします。

 対象となった児童とその保護者の方々に深くお詫び申し上げます。また、佐那河内保育所を御利用の皆様、そして村民の皆様に多大なる御心配をおかけすることとなり、重ねてお詫び申し上げます。

 大切なお子様をお預かりするという責任を今一度見つめ直し、安全・安心な保育環境を御提供することで、皆様からの信頼を取り戻すことができるよう、全力で取り組んで参ります。


令和5年5月29日

佐那河内村長 岩 城 福 治