公開日 2022年09月08日
更新日 2022年09月08日
7月14日(木)第1回目の人権大学講座を開催しました。「インターネットと差別」をテーマに、公益財団法人反差別・人権研究所みえの常務理事兼事務局長松村元樹さんにご講演いただきました。
次に、松村さんのお話の一部をご紹介します。
〇インターネットは時間や場所の制約がなく、情報が簡単に発信できるなどの特性があるが、その反面、いつでもどこでも差別落書き行為等が可能である。そのため、差別や偏見の流布が従来より深刻になっている。
〇マジョリティ(社会的多数派)の特権に気づくことが大事である。
自分自身が努力せず偶然もっている属性(「学習塾に通っている」「病気や障がいのある家族がいない、介護しなくてよい」などの条件)がマジョリティ側にあることにより、知らないうちに優位性を有している。そのため、自分がもつ特権に気づかないまま、無意識に人を傷つけ、差別を支えていることがある。
〇能動的に学び、知識をアップデートし続けること、特権に気づいた人が身近な人にたちに
〇発信・共有することなどにより、「差別をしない・支えない・なくす」努力をしていくことが大切である。。
ここには書き切れきれないほど、たくさんの気づきをいただいた時間となりました。