第6回人権大学講座を開催しました

公開日 2022年01月20日

更新日 2022年01月20日

2021年12月13日(月)、第6回人権大学講座を開催しました。

 今回は一般社団法人山口県人権啓発センターの山口泰司事務局長を講師にお招きし、「コロナ禍で差別と人権を考える~コロナ差別、ネット差別、部落差別~」と題し、ご講演いただきました。

その一部をご紹介します。

 

・「いまでも、部落差別ってあるの?」、「自分は差別しないから関係ない」とい

う感覚の人が多いが、無知・無理解・無関心により、無自覚に人を傷つけてい

ることがある。そのことを自覚することが大切である。

・コロナ差別は日本で初めて全国民が被差別の対象になった。デマの拡散や感染

者の特定・個人情報さらしなどが多発し、もともとあった社会矛盾や差別の課

題が浮き彫りになった。

・どんな理由があっても、差別・人権侵害は許されない。「差別をしない」では

なく「差別を許さない」行動をするべきである。

・嫌なことは「その言葉不快でした」と伝えること、そして自分も相手から「不

快でした」と言われたときは受け止める、まずそこからやっていこう。

 

 ご自身の体験談も交えながらお話ししていただき、説得力のあるお話から多くの学びを得ることができました。