公開日 2016年01月26日
更新日 2016年01月26日
~~~新府能発電所建設工事完了 発電施設は順調に運転を行っています~~~
新府能発電所建設工事が、平成27年9月30日に完成。
本施設は平成27年10月13日より、水車本体と電気設備等の試運転を兼ねた試験運転期間
を経て、本格稼働を行っています。水車の運転状況は良好で、発電実績として1時間あたり
30kw/h ~40kw/hの発電を行っています。
新府能発電所は、水田用水補給と畑地灌漑を目的とした農業用水(上井・峯井用水)を有
効利用した発電を行い、発電した電力は全量を四国電力 (株)に売電し、 売電益については
農業集落排水施設等の電気料金等維持管理費に充てます。
また、小水力発電施設導水路(上井・峯井用水路)の管理を地元用水組合が行うことで、 農
業用水利施設と一体となった 維持・保全体制が整い、農村地域の活性化が図られています。
小水力発電管理棟
ペルトン水車 イタリア(IREM社製)
施設の概要
事業主体 : 佐那河内村
発電形式 : 落差利用型(パイプライン)
出 力 : 最大45kw (平均 28kw)
想定年間発電量 : 約25万kwh
固定買取単価 : 36.72円/kwh(税込み)
使用水量 : 最大 0.044m3/s(平均 0.035m3/s)
有効落差 : 130m
施設の特徴
・少水量、高落差に適応した水車を採用
( イタリアIREM社のペルトン水車を採用、工事費の節減を図った )
・導水管路に高密度ポリエチレン管を採用
( バット融着を採用、工事費節減と工期短縮を図った )
・四国電力との連係接続方法に低圧連係を採用
( 維持管理費と工事費節減を図った )
・水路の維持管理は地元用水組合が担当
( 維持管理費節減、農村地域の活性化を図った )
見学会の申し込みについて
見学会の申し込みについては、別添申込書をご利用ください。
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