公開日 2006年05月10日
更新日 2013年04月01日
「騒ぎは大きく!被害は小さく!!」
早期発見・適切な初期消火で、貴重な生命、財産を守りましょう。
多くの家庭には消火器が置かれていると思います。
しかし、ほとんどの人が「一度も消火器は使ったことがない」、「重たくて使い方が難しい」と思っているのではないでしょうか?
しかし、使い方はいたって簡単です。3つの動作で誰にでも簡単に使うことができるのです。消火器は、火災が発生した時に真っ先に役立つ初期消火器具、いわば“初期消火の主役”といえるでしょう。
発見から消火まで
その1 火事を発見したら、まずは"火事だぁ~"!!
周囲の人に「火事だぁ~」と大きな声で知らせましょう。
その2 火の大きさを確認!!
炎が天井まで届いていたらアウト! 消火器では消せません。危険ですのですぐに避難し、消防団の到着を待ってください。
その3 消火器の放射時間は約15秒!放射距離は3~6メートル!!
ある程度、火に近づいてからレバーを握って放射してください。
離れすぎた位置でレバーを握ってしまうと、消火薬剤が火に届く前に薬剤切れになってしまいます。
近づきすぎると、薬剤が出るときの圧力で、炎が自分に降りかかってしまい大変危険です。
その4 火もとを確認!!
炎は上にあがります。しかし、実際に燃えている物は炎の下にあるのです。炎に薬剤をかけるのではなく、「実際に燃えている物」に薬剤がかかるようにしましょう。
その5 ほうきで掃くように!!
15秒間でいかに消火するか。
「実際に燃えている物」全体に薬剤がかかるよう、手前からほうきで掃くようにして近づいていき消火しましょう。