上嵯峨の水路整備

公開日 2024年03月18日

上嵯峨の水路整備

徐々に気温が上がり、花々が咲く3月中旬。佐那河内村の南部にある嵯峨地区では、稲作などの農業で必要となる水を運ぶ水路の整備が行われています。用水路は使っていないと落ち葉や泥が堆積し、農業用水がスムーズに流れなくなってしまいます。冬の間、閉じていた水路を開くにあたり、周辺に住む人々によって水路の清掃活動や、より安全・円滑に水の運搬をするための水路の舗装などが行われました。清掃が一通り終わり、堰(せき)を開くとすごい勢いで水路に水が通います。最初は泥水でしたが、すぐに澄み渡り、サワガニの姿が見られるようになりました。佐那河内村では、このような水源や水路の整備が各地で定期的に行われています。

上嵯峨の水路整備

上嵯峨の水路整備

谷の水路を水がより円滑・安全に運べるようにするための整備。