佐那のいちご塾第1期生の村生活だより Vol.2 梅雨の合間に

公開日 2023年06月30日

更新日 2024年02月28日

地域おこし協力隊 佐那のいちご塾第1期生の中村です。

 地域おこし協力隊 佐那のいちご塾生1期生の中村です。今年は平年より7日梅雨入りが早かったみたいですね。佐那河内村は周囲が山に囲まれていることから天候の変化が著しく、『さっきまで晴れていたのに!ということが多々あります。

 この時期の研修作業としては主に育苗です。親株からランナー(ほふく茎)を次から次へとポットに受けて子株を育てていくのですが、雨が降ると地面からの跳ね返り等によっていちごに発生しやすい病原菌が子株につきやすく、雨後には防除作業が必要となります。晴れ間に防除作業をするわけですが、葉に散布した薬液が乾く前に先ほどの急な天候の変化がやってくるとまた防除作業をしなくてはならなくなり、『さっきまで晴れていたのに!』の一言がどうしても出てきてしまいます。でも、子株のこれからの生育が次期のいちごの収益に直結しますので、手を抜くことはもちろん出来ません。収穫のシーズンよりも一日当たりの作業時間は少ない時期ですが、非常に大切な時期には違いないですね。

 6月も終わりになり、佐那河内村の主要道路沿いにあるアジサイは終わりの時期が近づいていますが、本村のアジサイの名所である大川原高原はこれからが見頃を迎えます。頂上は標高約1,020m、そこから少し下がった位置の標高900m付近におよそ3万本のアジサイが植わっており、土壌の酸性度が強い大川原高原の『青い』アジサイが一面に咲き乱れている様と空とのコントラストはまさに『絶景』となります。

 ただここで注意点が一つ。一般的に標高が100m高くなると0.6℃気温が下がると言われています。となると標高1,000mであれば麓と比較して約6℃気温が低いことになりますので場合によっては寒く感じる場合があります。薄手の羽織れるものがあれば安心かもしれませんね。

 現在は7分咲き程度。これからドンドン色づいてくる大川原のアジサイも目当てに、村外のみなさまの佐那河内村へのお越しをお待ちしています!

総集編にその他の記事もあるので是非ご参照ください。

総集編 https://www.vill.sanagochi.lg.jp/docs/2023052300025/

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佐那河内村役場 産業環境課

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