令和4年度 佐那河内果樹アグリスクール【第3回】

公開日 2022年09月14日

更新日 2022年09月14日

令和4年度 佐那河内果樹アグリスクール 第3回講義

●第3回講義【午前の部】「すだちの栽培について」(座学)
日時:令和4年9月13日(火)10:00~12:00
場所:佐那河内村役場 大会議室
講師:徳島県立農林水産総合技術センター 農産園芸研究課 安宅秀樹さん
参加人数:9名
     徳島農業支援センターから2名参加。
内容:すだちの栽培特性として,「果実肥大途中の未熟果を収穫する」,「かいよう病に弱い」,「果実への食害が多い」などの特性があり,「年平均気温14℃以上あること」,「冬期最低気温がマイナス5℃以下にならないこと」,「日照量が多く,耕土が深く,腐食に富み,排水良好であること」などが栽培適地の条件とのことでした。肥培管理では,枝や花の成長促進のための春肥,果実肥大のための夏肥2回,落葉防止や樹勢回復のための秋肥(お礼肥)の年4回の施肥が必要であり,全生育期間を通して,肥料が効いている状況が良いとのことでした。貯蔵や1年間の管理の話もあり,すだちの栽培について,詳しくお話を聞くことができました。最後に,貯蔵に適した晩成品種として,昨年品種登録申請をした「勝浦一号」の紹介がありました。
 

 

●第3回講義【午後の部】「すだちの収穫」(実習)
日時:令和4年9月13日(火)13:00~15:00
場所:柏木さん園地
講師:大仲 保さん
参加人数:8名
     四国大学短期大学部人間健康化食物栄養専攻 学生5名 教員2名
     徳島農業支援センターから5名参加。
内容:柏木さんの園地をお借りし,すだちの収穫の実習を行いました。また,四国大学との連携事業として,四国大学短期大学部の学生や先生も参加しました。講師の大仲さんから,収穫の方法を聞いた後,2人1組になって収穫を行いました。暑さとトゲに苦戦しながらも,コンテナ18箱(約360Kg)を収穫しました。参加いただきました皆様,暑い中お疲れさまでした!

 

お問い合わせ

佐那河内村役場 産業環境課
TEL:088-679-2115