古代米の収穫

公開日 2021年10月04日

更新日 2021年10月04日

古代米

佐那河内村の一部の田んぼで作られる古代米。古来からの米の性質を残した品種とされる古代米には赤米や黒米があります。訪れた嵯峨地区の田んぼで栽培されていたのは黒米の方でした。稲の段階から黒っぽいもみ殻に包まれた古代米は、精米すると色素、アントシアニンが生み出す美しい黒紫のお米になります。白米に比べてたんぱく質やビタミンが豊富に含まれるこのお米は、白米に少量を混ぜて炊くと色素がご飯全体に移り、深みのある味わいが楽しめます。村でよく食べますが、慣れてきたら白米が少し寂しく感じるくらい必需品になってきます。