令和3年度 佐那河内果樹アグリスクールを開校しました。

公開日 2021年09月24日

更新日 2021年09月24日

令和3年度 佐那河内果樹アグリスクールを開校しました。

令和3年9月22日(水)『令和3年度 佐那河内果樹アグリスクール』を開校しました。 令和3年度も昨年同様,新型コロナウイルス感染拡大の影響で,時期をずらし9月に開校となりました。村内外から11名の参加があり,9月から翌年3月まで計10回の講義を予定しています。開校式では,校長の岩城村長,佐那河内農業振興協議会の加藤会長よりご挨拶をいただきました。第1回の講義では,徳島県東部農林水産局 徳島農業支援センター 亀代 美香さんをお迎えし,「果樹の総論と経営について」の座学を行いました。午後からは,大仲 保さんをお迎えし,「すだちの収穫」の実習を行いました。

 

令和3年度 佐那河内果樹アグリスクール開校式

日時:令和3年9月22日(水) 9:00~

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

 

 

第1回講義【午前の部】「果樹の総論と経営について」(座学)

日時:令和3年9月22日(水)10:00~12:00

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

講師:徳島県東部農林水産局 徳島農業支援センター 徳島支援第一担当 亀代 美香さん

参加人数:9名

内容:はじめに,常緑果樹と落葉果樹それぞれの特性のお話がありました。果樹は永年性作物であり,気象に左右され,年間の内,果樹にとって不都合な時期があれば適地とは言えないため,果樹栽培は適地適作が大前提であるとのことでした。また,花芽分化とCN率や生理落下など,果樹の特性についてお話がありました。経営については,単一経営と複合経営の違いや,みかんやすだち,キウイの栽培にかかる労働時間,樹種による結果開始期や成果期間,古木の改植方法の種類など詳しくお話をしていただきました。

 

 

第1回講義【午後の部】「すだちの収穫」(実習)

日時:令和3年9月22日(木)13:00~15:00

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室及び柏木さん園地

講師:大仲 保さん

参加人数:9名

内容:初めに農業総合振興センターですだちの階級や大きさのお話があり,2Lで標準40個,1本の木で20Kgなっているとして,800個の収穫が必要であること,はさみはやすりで研いで切れ味の良いはさみを使うことなど,すだち収穫に向けたお話を聞いた後,柏木さんの園地で収穫の実習を行いました。皆さん手際よく,多くのすだちを収穫することができました。大雨になったため,全部は採りきれんせんでしたが,講師の大仲さん,園地を貸していただきました柏木さん,ありがとうございました。また,雨の中ご参加いただきました受講生のみなさん,お疲れさまでした。

お問い合わせ

佐那河内村役場 産業環境課
TEL:088-679-2115