アワノミツバツツジの花

公開日 2021年04月30日

更新日 2021年04月30日

アワノミバツツジ

大川原高原から徳円寺に下る道の山肌には、春になると「アワノミツバツツジ」という、美しい紫色の花が咲きます。名前に「アワ(阿波)」が付くのは、徳島県の固有種だからということです。高知県に咲く「トサノミツバツツジ」という類似種があり、見た目も非常に似ていますが、アワノミツバツツジの子房にある腺点と毛がなく、細かい箇所で区分されます。村に暮らし、自然をよく見ると、珍しい草花を見つけることがあり、それを調べた先にある発見は、小さな感動をくれます。少し前ですが、場所によっては群生して山肌を紫に染めているのも見ることができました。春の村にお越しになることがあれば、是非探してみてください。