令和2年度 佐那河内果樹アグリスクール【第7回】

公開日 2021年02月21日

更新日 2021年02月21日

令和2年度 佐那河内果樹アグリスクール 第7回講義

第7回講義【午前の部】「ゆずの栽培について」(座学)

日時:令和3年2月19日(金)10:00~12:00

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

講師:徳島県立農林水産総合技術センター 高度技術支援課 山本 浩史さん

参加人数:5名

     徳島農業支援センターから1名ご参加いただきました。

内容:ゆずは「続日本紀」(797年完成)に大きさの比喩として書かれており,平安時代にユズ栽培が始まったとされているとのことで,カンキツの中でも歴史が古いことがよく分かりました。特徴としては,温州みかんよりも1週間程度春梢の発芽や開花が遅く,最も耐寒性が強い(マイナス7℃以下に下がらない地域)とのことでした。果実はクエン酸が6%前後と酸味が強く,着色が進むと橙色になるが,標高の高い地域では鮮黄色となり,赤みがあるより黄色の濃いものが評価されるとのことでした。栽培管理として,防除や施肥,予措などの話があり,技術支援センターの研究成果として,黒色化繊布を利用した貯蔵中のこはん症抑制と早期出荷の事例を紹介していただきました。

 

  

 

第7回講義【午後の部】「果樹栽培暦のポイントについて」(座学)

日時:令和3年2月19日(金)13:00~15:00

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

講師:徳島市農業協同組合 南部営農経済センター 長谷部 秀明さん

参加人数:5名

     徳島農業支援センターから1名ご参加いただきました。

内容:まず,温州みかん・すだち・ゆず・キウイ・うめの生育ステージ(月単位での育ち方や主な作業)についてお話がありました。常緑果樹と落葉果樹の生育の違いを分かった上で,それぞれの果樹について,栽培暦を活用し,防除や施肥の適正期や注意点のお話がありました。特に防除について,病気や害虫の予防時期や収穫前日数や回数について詳しく説明がありました。

 

 

お問い合わせ

佐那河内村役場 産業環境課
TEL:088-679-2115