公開日 2020年12月28日
更新日 2020年12月28日
令和2年度 佐那河内果樹アグリスクール 第6回講義
第6回講義【午前の部】「果樹の剪定の基本」(座学)
日時:令和2年12月25日(金)10:00~12:00
場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室
講師:徳島市農業協同組合 南部営農経済センター 長谷部 秀明さん
参加人数:4名
徳島農業支援センターから1名ご参加いただきました。
内容:剪定は,(1)生産量(結実)を安定(2)品質安定(3)樹園地管理効率化(4)幼木樹冠拡大の目的があり,梅やキウイ,みかんなど品目によって結実の習性が違うため,剪定の方法も違うとのお話がありました。主枝・亜主枝・結果母枝・結果枝など,枝の違いの説明や間引き剪定,切り返し剪定の剪定の違いの説明がありました。また,結果習性として,炭水化物(光合成)と窒素(施肥)のバランスが大切であるので,木があばれだしたら,剪定を弱くして施肥を減らす,木が弱ってきたら剪定を強くして施肥を多くする,といった対応が必要であるとのことでした。
第6回講義【午後の部】「キウイの剪定」(実習)
日時:令和2年12月25日(金)13:00~15:00
場所:日下さん園地
講師:市原 善文さん
参加人数:4名
徳島農業支援センターから1名ご参加いただきました。
内容:キウイの収穫実習をした日下さんの園地をお借りして,キウイの剪定の実習を行いました。初めに,講師の市原さんより強い結果母枝を残して,棚にバランスよく括りつける実演を見せていただいた後,講師や園主の日下さんに指導をいただきながら各自剪定を行いました。切る作業と同じくらい括る作業も時間がかかることがよく分かりました。