令和2年度 佐那河内果樹アグリスクールを開校しました。

公開日 2020年09月24日

更新日 2020年09月24日

令和2年度 佐那河内果樹アグリスクールを開校しました。

令和2年9月24日(木)『令和2年度 佐那河内果樹アグリスクール』を開校しました。 令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で,時期をずらし9月に開校となりました。村内外から6名の参加があり,9月から翌年3月まで計10回の講義を予定しています。開校式では,校長の岩城村長,佐那河内農業振興協議会の加藤会長よりご挨拶をいただきました。第1回の講義では,徳島市農協 南部営農経済センター 長谷部 秀明さんをお迎えし,「果樹の総論」の座学を行いました。午後からは,徳島県東部農林水産局 徳島農業支援センター 亀代 美香さんをお迎えし,「果樹の経営について」の座学を行いました。

 

令和2年度 佐那河内果樹アグリスクール開校式

日時:令和2年9月24日(木) 9:00~

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

開校式1

開校式2

 

 

第1回講義【午前の部】「果樹の総論」(座学)

日時:令和2年9月24日(木)10:00~12:00

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

講師:徳島市農業協同組合 南部営農経済センター 長谷部 秀明さん

参加人数:5名

内容:果樹の分類として,常緑果樹と落葉果樹があり,それぞれの特性として,常緑果樹は発芽の後根が動くのに対して,落葉果樹は根が動いた後に発芽するので,剪定や植え付けの時期が違うとのことでした。また,結実についても,みかんやすだちは受粉しなくても結実するのに対して,キウイは受粉が必要であるので,作る果樹によって作業内容が違ってくるとのことでした。他にも果実肥大の違いや根の成長の違いなど,それぞれの特徴が良く分かりました。

午前1

午前2

 

 

第1回講義【午後の部】「果樹の経営について」(座学)

日時:令和2年9月24日(木)13:00~14:30

場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室

講師:徳島県東部農林水産局 徳島農業支援センター 徳島支援第一担当 亀代 美香さん

参加人数:5名

内容:すだち,みかん,ゆず,キウイについて,月ごとの作業や作業時間を詳しく説明がありました。果樹の特徴として,収量が安定する盛果期まで約10年必要であるので,未収益期間を考慮すると,0から始めるのではなく,すでに収穫が見込める園地を借り,改植して木を若返らせていくことが現実的であるとのことでした。改植の方法(一挙更新や補植改植など)や接ぎ木による品種更新など詳しく説明がありました。

午後1

午後2

お問い合わせ

佐那河内村役場 産業環境課
TEL:088-679-2115