公開日 2020年09月08日
更新日 2020年09月08日
9月といえど昼間の炎天下での農作業はとてつもないもの。農家さんは早朝から仕事をされており、お昼の前にひと休みします。さあ、納屋でビールケースをひっくり返し、テーブルと椅子にして腰掛けて、ふうっと息をつくと「朝、炊いたんがあるんよ」と言って何やらお勝手から出てきました。
それは干し芋を出汁、砂糖、醤油で炊き直したもの。なるほど、硬い干し芋が柔らかくなるばかりか、おやつにもおかずにもなる甘じょっぱい味で箸が止まりません。お母さんの愛情もこもって、「ああこれが幸せだよね」と感じる野良仕事の後でした。