移住者の家の草刈り

公開日 2020年08月21日

更新日 2020年08月28日

草刈り

佐那河内村では、移住者の人々が入居するのは、昔村人が暮らしていた古民家であることが多いです。移住者は家屋だけでなく、周辺の土地や農地の管理を任されることもあり、それはしばしば、元々生活していた人が、隣人の家や農地に迷惑をかけないように行ってきた草刈りをすることを意味します。小さな範囲だと問題ありませんが、農地や敷地が大きい場合、その草刈りは大変で、草刈り機を使っても1日以上かかることもあります。先日、村に住み始めてまだ日が浅い移住者の方の家の草刈りを、同じ地域の人数名が行いました。この方の家も、家と周辺の農地を合わせると、かなりの作業量が必要でしたが、動ける人が協力して、暑さが優しい朝夕の時間を使って草刈りをしました。佐那河内村では、昔家の建設工事やお葬式などを、地域の人々で協力して行ってきた風習があります。草刈りなどを地域の人々で協力する助け合いの精神は、今もしっかり残っているようです。