公開日 2019年06月27日
更新日 2019年06月26日
令和元年度 佐那河内果樹アグリスクールを開校しました。
令和元年6月25日(火)『令和元年度 佐那河内果樹アグリスクール』を開校しました。 令和元年度は村内外から15名の参加があり,6月から翌年3月まで計11回の講義を予定しています。開校式では,校長の岩城村長,佐那河内農業振興協議会の加藤会長よりご挨拶をいただきました。第1回の講義では,徳島県立農林水産総合技術センター 病害虫防除所 中西 友章さんをお迎えし,「防除について」の座学を行いました。午後からは,JA全農とくしま 営農開発課 森 聡さんをお迎えし,「土づくりについて」の座学を行いました。
令和元年度 佐那河内果樹アグリスクール開校式
日時:令和元年6月25日(火) 9:00~
場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室
第1回講義【午前の部】「防除について」(座学)
日時:令和元年6月25日(火)10:00~12:00
場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室
講師:徳島県立農林水産総合技術センター 病害虫防除所 中西 友章さん
参加人数:14名
内容:病害には1.糸状菌(カビ)2.細菌(バクテリア)3.ウイルスの3種類があり,そうか病・黒点病・かいよう病といった具体的な病気とその対策についてお話がありました。また,害虫については,カメムシやアザミウマ類ダニ類などの対策についてお話がありました。症状が出てからでは遅い場合があるので,圃場を良く観察して,栽培歴に書かれてある通りに適正な時期に防除することが大切であるとのことでした。
第1回講義【午後の部】「土づくりについて」(座学)
日時:令和元年6月25日(火)13:00~15:00
場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室
講師:JA全農とくしま 営農開発課 森 聡さん
参加人数:14名
内容:土壌には,物理性・化学性・生物性の3要素があり,物理性では団粒構造が発達し,通気性・保水性・透水性が良いこと,化学性では,酸性度が適当な範囲にあり,適度な養分を含み,塩基バランスが保たれていること,生物性では,多種多様な土壌生物が生息していることが大切であるとのことでした。施肥や潅水も土づくりには大切で,土壌診断を行い,足りない要素を補うなど土壌改良を行うことが大切であるとのことでした。