公開日 2018年08月09日
更新日 2018年08月09日
平成30年度 佐那河内果樹アグリスクール 第3回講義
第3回講義【午前の部】「すだちの収穫と冷蔵について」(座学)
日時:平成30年8月7日(火)10:00~12:00
場所:佐那河内役場3階ホール
講師:徳島県立農林水産総合技術センター 農産園芸研究課 津村 哲宏 さん
参加人数:15名
内容:すだちの貯蔵について,果実の緑色を長く保持するために,
①緑色の濃い果実を作ること
②収穫果実は丁寧に扱うこと(果実に傷や衝撃を与えないことや,切り口はへたを残して水平に切ることなど)
⓷予措では,秤で計測し,短期貯蔵で3~5%,長期貯蔵で5~7%の水分減とすること
④袋詰めは厚さ0.025mmのポリエチレン袋に1.5~2.0Kg入れて密封すること,冷蔵貯蔵庫では袋同士が密着しないようにし,
貯蔵温度は貯蔵庫が満杯になるまでは8℃で維持し,1日0.1℃の割合で降下させ,10月上旬に5℃とすること,
その後は様子を見ながら年末までに3~4℃まで降下させるといったお話がありました。
第3回講義【午後の部】「すだちの収穫について」(実習)
日時:平成30年8月7日(火)13:00~15:00
場所:佐那河内村農業総合振興センター2階大会議室および村内園地
講師:大仲 保 さん
参加人数:17名
内容:初めに,会議室で雨量や出荷価格について大仲さんよりお話をいただいた後,実際のすだちを使って,
切り方の実習を行いました。
その後,園地で実際の収穫を行いましたが,今年は雨量が少ないため,実太りが遅く,収穫できる果実が少なかったので,
摘果・摘葉作業も併せて行いました。
この講義には,佐那河内村無料職業紹介所を通してすだち収穫のアルバイトを予定している2名も参加しました。
午後からということもあり,暑い中での作業となりました。生徒のみなさん,お疲れさまでした。