大宮八幡宮

公開日 2013年02月14日

更新日 2020年04月08日

村の総氏神

佐那河内村の高樋(たかつい)地区にある大宮八幡宮(おおみやはちまんぐう、通称大宮神社)は、村の総氏神として崇拝されている神社です。

歴史

旧社格郷社 元明天皇の和銅3年(710)奈良時代の初期に豊前国(大分県)宇佐八幡宮より分祠奉祭され、分けられて祭られました。足利時代(室町)では、細川家の祈願所とされ、江戸時代後半のペルー等黒船来航の際には蜂須賀候も再三祈願に来たと記録されています。祭神は八幡大神で応神天皇。併神として式内社である天石門別豊玉姫命(あまのいわとわけとよたまひめのみこと)を祭っています。豊玉姫命は神武天皇の祖母で龍神です。

季節と共に移ろう境内

春になると大きな桜の木が満開になり、438号線を通る人々の心を癒します。

10月第3日曜日には、宮前地区の朝宮神社と嵯峨の天一神社と共に、恒例の秋祭りがひらかれ、地域の人々で賑わいます。

その後、秋の深まりとともに、境内にあるイチョウが美しく色付きます。境内の細道は黄色く鮮やかなイチョウの絨毯が見られ、散歩を楽しむことができます。

藍の神様・猿田彦命

あまり知られてはいませんが、境内社には徳島県を代表する産品のひとつ「藍」の神様、猿田彦命が祭られています。長い歴史と物語を秘めた、村が誇る文化財です。

地図

大宮八幡神社