しゃくなげ(徳円寺)

公開日 2013年02月13日

更新日 2021年05月14日

しゃくなげが群生する場所

文政7年(1824年)、徳円上人により開基された徳円寺の寺庭にある壁ヶ嶽(かべがだけ)は、色鮮かに咲くしゃくなげ(石楠花)の名所として、毎年4月下旬から5月上旬の見頃の時期には、多くの人々で賑わいました。

台風の大きな被害からの復興

平成30年の台風の直撃により深刻な被害を受け、しゃくなげも多くが枯れ、弱ってしまいましたが、クラウドファンディングで募金をいただいた皆様と、ご協力いただいた周辺の人々のお陰で、庭園は再び整備され、前と同じように安全に庭園内を移動していただけるようになっています。

少しずつ数を戻すしゃくなげ

令和3年、整備された庭園の中で、しゃくなげたちはさらに元気を取り戻し、美しい庭園の姿がよみがえりつつあります。

 

満開のしゃくなげの様子です。絶滅危惧種でもあるしゃくなげが、見渡すばかりの花々を付ける日が一日も早く訪れますように。

※お越しの際は、しゃくなげを伐採したり、花を持ち帰らないよう、ご協力をお願いいたします。