佐那のいちご塾第1期生の村生活だより Vol.14 2024年3月は完全燃焼!

公開日 2024年03月29日

地域おこし協力隊 佐那のいちご塾1期生の中村です。

 も~い~くつね~る~と~お正月、ではありませんが、今年度もあと数日で終了です。僕が佐那河内村に移住して早一年が経とうとしていますが、この一年は新しいことにチャレンジしたことが多すぎて、こと農業のスキルという点においては非常にレベルアップを実感しています。
 年度最終月もイベントが多く、新宿高野でのカルチャースクール講師にはじまり、最後は連日のスポーツ大会で締めくくるという怒濤の1か月でした。

中村の年度末のイベントといえばアレとアレ

 3月23日に毎年度末恒例のいす-1グランプリ京都府京田辺世界大会が開催され、京都府木津川運輸チームで出走してきました。今回は翌24日がとくしまマラソン出走という強行スケジュールであり、両日とも雨の予報でした。この2つは毎年度末恒例のイベントですね。とくしまマラソンはこの時期に選挙等があると4月になることもありますが、おおむね3月中に開催されています。だいたい1週間程度開催日がズレていることが多いのですが、たまにこのような2連チャンがおこります。両方とも大事な大会ではありますが、いす-1グランプリ世界王者としてはもちろん、連覇がかかる事務イスレースに重点を置きます。

京田辺はいす-1グランプリ発祥の地

 今回のいす-1グランプリ京田辺大会は全国から37チームと香港から1チームが参戦です。今回は15周年記念大会であり、普段は商店街での開催ですが今回は場所を変え、京田辺市役所横で特設コースを設ける熱狂ぶり。天候はあいにくの雨ですが、雨天決行。そんな状況にも関わらず、これだけの人数が出走を決意したことに、並々ならぬ思いを感じます。

小学生のころ、教室に唯一あったキャスター付きのイスは先生用

 京田辺大会のみ、小中学生部門として30mのタイムを競うゼロ3(スリー)レースがあります。小学生のころに先生のイスに座ってコロコロと移動していると怒られたことや、怒られている人を見た記憶がある方も少なくないのではないでしょうか?

 普通は教室内でいすを走らせると怒られるところですが、今回ばかりは誰にも怒られません。むしろ、「頑張れー!」「もっといけー!」と鼓舞されるほどです。子ども達は雨に濡れながらいすでめいっぱい走るという非日常を味わっていました。それが終わると大人部門の開始です。大人のゼロ3は本戦のスタート位置を決める予選も兼ね、僕はもちろんゼロ3優勝の全体トップでポールポジション(一番前でのスタート)です。

何度レースに参戦しても、スタート前は緊張します

 各自でアップを入念に行い、スタート位置に招集されます。時刻はお昼1時。レース開始前から一段と雨が強くなりましたが、号砲とともに悪天候をものともせず最初から勢いよく走ります。

 今大会はL字コースを採用しており、ターンをいかにして決めるか、そしてその後の加速、終盤に待ち受ける坂道のアップダウンにどう対応するかがカギです。

↑下り坂からの90°カーブで踏ん張りすぎると脚が攣ります!

 雨で路面はスリップしやすく、なかなか上手く路面をとらえられません。2時間のレースでは序盤でコースに慣れ、中盤は脚の痙攣に耐え、終盤はあと少しで終わるという開放感で走ります

↑傘をさしてでも応援してくださるのはありがたいことです!

 もちろん1周1周全力ですし、チームのタイムキーパーが選手1周ずつのタイムを測定しているので手は抜けません。最初はみなさん元気なのですが、時間が経つにつれ脚に疲労がたまってくると、コース終盤のピット前の坂では悲鳴をあげていました!

↑この高低差が選手の脚をいじめ続けます。

 雨に打たれ、路面コンディションも悪く何人も転倒していましたが、最初の勢いをそのままに総走行距離で2位に2km程度の差をつける圧勝でチームは無事に2連覇を達成しました。ようやく1つ、肩の荷がおりた感じです。そして深夜に帰村し、脚に疲労がたまった状態で翌日のとくしまマラソンに出走となるわけです。

↑後ろの方々は東海地方で有名なインフルエンサーだとか

起きて窓のカーテンをあけると雨で葉っぱが揺れているじゃないか

 朝起きると佐那河内村は本降りの雨今大会用にマラソンシューズを新調し、それに慣らすように練習を繰り返していましたが、大会1週間前に少し速めの距離走を実施中に右ふくらはぎの肉離れを起こしていました。さらに事務イスレースでの疲労と筋肉痛で万全ではない状況。雨にともなう体調の変化等も考慮して出走には悩みましたが、なるべく早めのゴールを目標に出走を決意しました。会場に到着し、レインコートをランニングウェアの上から被り、雨と寒さ対策をしますが、すでに足下はずぶ濡れ。少しでも体温を上げておくようにスタート時まで極力身体を動かし続けます。

↑雨にもかかわらず、6000人以上のランナーが走りました!

9時にスタートの号砲が鳴った!

 コースは徳島県庁前かちどき橋をスタートし、吉野川の北岸・南岸を中心に比較的平坦なコースであり、制限時間も長く、エイド等も多いのでマラソン初心者にも走りやすいコースになっています。ゆっくりとしたペースで入り、身体があたたまってきた5km過ぎからペースを上げで走ってみたものの、連日の疲労からふくらはぎの痙攣を起こし、この速度では完走は難しいか?と考え無理せずジョギングペースに切り替えました。1kmあたり4分50秒~5分程度で走る集団が自然と形成され、地道にペースを刻んでいきますが、雨や水たまりからの影響で足の皮膚がふやけており、25km過ぎに足裏に血豆が出現

↑ゴール後。足裏がシワシワですね。

 激痛を避けるために走り方を変えたり、水たまりを避けるコース取りも膝痛の発生や疲労に繋がりました。徐々に設定ペースから遅れてしまいましたが、なんとか立ち止まることなく走り続け、田宮の陸上競技場へ到着しました。ゴールタイムは3時間37分28秒

 今回の状況を考えれば十分な結果かな、と自分では納得していますが目標は高く、令和7年度はどこかの大会でサブ3(フルマラソン3時間切り)達成を頑張ろうと思います。

↑靴にICタグをつけて測定しているので、距離ごとのタイムが明確にわかりますね!

とくしまマラソンは沿道からの距離が近い

 雨にもかかわらず、沢山の方々が沿道まで応援に来て下さっていました。子どもたちも手をのばしてくれていたり、何十人とハイタッチをしましたがこのようなあたたかい応援がランナーの力となることは間違いありません。これからも良い大会で有り続けることを切に願います。

そういえば、3月13日にはラジオにも出演しました

 今回紹介を受け、徳島市内にあるエフエムビザンの「B-STEP TALKING」というコーナーに出演してきました。この番組は、各ジャンルでエキサイティングに活躍されている「旬な人」をゲストに迎え、とっておきの音楽とお話を聞くトーク番組となっているそうです。いちご塾生としての活動であったり、事務イスレースや佐那河内ヒルクライムなど内容は盛り沢山。ラジオパーソナリティの和渕さんの流れるようなトークと話題のスムーズな引き出しであっという間の60分でした。

↑右が和渕さん。セクパイ(セクシーパイロット)だそうです。購入先はアマゾンだとか。

 出演に際し、村のいちご部会からさくらももいちごのパックを提供していただき、「阿波ふうどスペシャリスト」であるパーソナリティのお二人や会社の方々にご賞味いただきました。多方面からさくらももいちごの情報発信ができるのは非常にありがたいことです。

4月からは研修先農家が変更。そして2期生も着任。

 現在の篤農家が80歳台後半と超高齢であり、今期かぎりで引退されることになりました。農作業は複雑で、身体への負担は非常に大きいものがあります。しかしながら定年はなく、時間配分も自分で決めることができるというのは今まで勤め人をしていた自分としては非常に心穏やかに仕事ができる環境です。来月からは別の篤農家でしっかりと研修に勤しんでいこうと思います。

 そして4月からは新たにいちご塾生3人が着任します。移住者もまた、佐那河内村を盛り上げていくひとつのパワーになっていけたらと思いますので是非ともご期待下さい。

総集編にその他の記事もあるので是非ご参照ください。

総集編 https://www.vill.sanagochi.lg.jp/docs/2023052300025/

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佐那河内村役場 産業環境課

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