ドローン等を活用した新スマート物流の 社会実装がスタートしました。

　11月11日（土）に佐那河内村多目的地域交流施設２階で、株式会社NEXT DELIVERY（田呂圭輔代表取締役）が、新スマート物流のサービスを社会実装を行うにあたって、事務所の開所式を行いました。佐那河内村は、新スマート物流の社会実装を行った自治体としては、全国で８番目となります。
　新スマート物流とは、既存の陸上輸送とドローン物流を融合させた新たな物流インフラを構築し、地域課題の解決に貢献するもので、開所式では、寺谷地区の住民への買い物支援を想定し、ドローンを活用して、村内店舗で取り扱う食料品や日用品を、嵯峨地区の多目的地域交流施設から寺谷農村公園まで配送しました。
　新スマート物流にかかるサービスとして、開所式同日より、買い物代行サービス（料金は配送料300円とサービス料（商品代金合計の10％））を先行して始めているほか、12月18日（月）からは徳島市内の店舗と提携し、フードデリバリーサービスを開始しています。これからも、住民のニーズに合わせて村内外の事業者と調整を進めているほか、各運送会社と連携した共同配送の開始もめざして、協議を進めています。
　現在は軽自動車での配送が主となっていますが、航空法の規制緩和の動きがある中で、順次、ドローンを活用した配送を組み合わせたサービスを展開していきます。
　これから先も、上記のサービスを充実させるほかに、住民のみなさまの要望を聞きながら、農作物の出荷代行など、佐那河内村に根ざしたサービスを拡充を図ることで、住民の利便性の向上をめざしていきます。

　新スマート物流に関する説明等の希望がありましたら、企画政策課までご連絡ください。説明におうかがいいたします。