棚田米 - 新米の季節

晴天がつづき、秋らしさが増す佐那河内村では、今年も稲刈りが次々と行われています。険しい山を開墾して作られた佐那河内村の棚田では、園瀬川の源流から水を引いて稲作が行われており、ふっくらと甘みのある良質なお米が作られています。村の稲作の歴史は古く、かつて府能、奥野々、和協地区などが棚田で覆われており、佐那河内米の中でも棚田米は阿波藩主に献上された記録があります。そんな佐那河内の棚田米は、ふるさと納税の返礼品や村のイベントで販売されています。

東府能地区の棚田の様子。

天日干し（はざかけ）で稲を乾燥させる昔ながらの風景も各所で見られます。