さくらももいちご

公開日 2020年03月25日

更新日 2020年04月02日

村が全国に誇るいちごブランド

さくらももいちごは、佐那河内村のいちごブランドです。爽やかで上品な甘みが特徴のこのいちごは、全国的に高い評価を得ており、初売りの値段が10万円を超える高値で取引されます。村では、年間を通し、各所でいちごを栽培する風景を見ることができます。

産地の様子

いちごは収穫までに1年以上を要し、収穫期間には既に次のシーズンの苗の育成を行います。冬になり、収穫シーズンが近い苗が並ぶハウスでは、実の効果的な熟成を行うため、夜間定期的に光を当てる電照の風景を見ることができます。寒い冬の夜、村の田畑を暖かく照らす、どこか幻想的な景色です。

大切に育てられ、美しく色づいていくさくらももいちご。いちごの実は、受粉した花の中央、花托(かたく)の部分が大きくなったものです。ハウス内にお邪魔すると、さまざまな熟成段階の実を見ることができます。シーズンの終わりには、村の子どもたちにいちご狩りをさせてくれる農家さんもいます。

 

家族総出での収穫

いちごは鮮度が命。収穫シーズン中は、家族総出で熟成した実を、ひとつひとつ丁寧に摘み取っていきます。さくらももいちご農家さんは、佐那河内村の受験生の応援にさくらももいちごを提供するなど、様々な形で村とつながりながら今日もより良いいちごをつくりつづけています。