公開日 2019年01月17日
更新日 2019年01月16日
平成30年度 佐那河内果樹アグリスクール 第8回講義
第8回講義【午前の部】「接ぎ木の話」(座学)
日時:平成31年1月10日(木)10:00~12:00
場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室
講師:西岡 優 さん
参加人数:11名(県職員1名含む)
内容:接ぎ木の時期については,芽が出る前から芽が出た頃が良く,芽が出る前に穂木を採取し,
冷蔵庫で保管すること。
接ぎ木後の注意として,枝の切り口にはゆごう剤や木工用ボンドで乾燥を防ぐことや
長く伸長したら支柱で固定し,台風などの強風に備えることなどのお話がありました。
はぎ接ぎや芽接ぎ,腹接ぎなどの接ぎ方の種類の説明があった後,みかんと柿の枝を使い,
接ぎ木の模擬を行いました。
第8回講義【午後の部】「果樹の総論」(座学)
日時:平成31年1月10日(木)13:00~15:00
場所:佐那河内村農業総合振興センター1階会議室
講師:徳島市農協 南部営農経済センター 長谷部 秀明 さん
参加人数:11名
内容:果樹栽培の特性として,気候に応じた栽培が大切であること(適地適作)や野菜と違い,
未収穫期間が長いこと(7~10年),常緑果樹と落葉果樹の違いなどのお話がありました。
花芽分化としてのCN率のお話や果実肥大はみかん・すだちは3段階,キウイは5段階と
といったお話があり,果樹の特性について,詳しく知ることができました。